秋らしい気候になって清々しい青空が広がる気持ちの良い日も多くなってきました。
中村俊彦です。
秋といえば元競技選手だった私にとって、まずはJBDF全日本選手権です。
今年は名古屋で行われました。
当アカデミーの所属講師の足立櫻井組も遠征出場して観客から拍手をもらっていましたよ。
この大会が特にプロの選手にとって特別なのは、この大会のセミファイナルに進出することで翌年の春のスーパージャパンカップでセグエ選手権にエントリーする権利を得られる選手が気合い十分で臨んでくる点です。
そして更には、既にセグエ選手権出場が決まっているファイナリストにとっても、唯一シード制のないビックコンペなので、勝負どころの準決勝と決勝で疲労に負けず良いパフォーマンスをしなくてはならない、覚悟すべき大会です。
1日開催の今大会で私は審査員として前日に名古屋に入りましたが、やはりそれなりの疲労感がありました。
朋子先生はSundayフロアチャージで教室勤務していたので久しぶりの一人旅で、コロナ禍の影響から東京を離れたのは1年半以上ぶりでした。
ここからがコンペの後の私の感想です。
いつも思うことですがコンペには様々なドラマがもたらされます。
今回とても残念な悔しい思いをしたペアもいれば夢のセグエ選手権の出場権を手にしたペアもいて、そのドラマはまた次のコンペへと繋がってます。そうしてずーっと繋がっていくドラマを応援する気持ちで選手たちを見ていきたいと思うのです。
さて、今大会ではターンプロしたばかりの元アマチュアチャンピオンの八谷皆川組が見事に決勝進出を果たしました。
ターンしてすぐの決勝入りは日本ではあまり例を見ない素晴らしい快挙だと思います。
一方で準決勝に駒を進めたあたりではその素晴らしい存在感が他のプロ選手たちに隠れてしまう時もあり、改めてプロ選手たちの強さを実感することもできました。
若手で新しくセグエ選手権の出場権を勝ち得たペアもいましたね。
若手選手が台頭し、実績を上げた事はプロ選手にとってとても刺激になり、これからそれぞれの選手たちがさらにレベルアップしていくことがとても楽しみです。
同日開催されたアマチュア部門も、近年のしっかり踊れてみせるダンスをできる良いダンサーがたくさんいることを再確認させてくれました。
開催地や日程、あるいは体調の都合でダンスできなかった選手たちも他にもいるとは思われますが、決勝を見る限り 八谷皆川組が抜けた今、いよいよ選手たちそれぞれ実力伯仲、これからが楽しみです。
さあ、良い刺激を受けていよいよ ご自身もダンスを楽しむ頃ですね。
中村俊彦ダンスアカデミーでは再来週の土曜日にDancing Demonstration Session❗️
ミニ発表会です‼️
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